毎回、藤枝市から来てくれるお客様です
このお客様とは、もう10年近いお付き合いですが、
髪質が弱いわりにクセのリッジが強く
毎回毎回、最新の方法(あの手この手)を使って、
縮毛矯正させてもらっています(笑)
髪の強度が弱いものだから、縮毛矯正してもビシッとした、
ストレートを維持する力(髪の体力)が少ないんですね
髪を還元させる方法に問題がある訳じゃなく、
酸化(固定)する方法に、工夫する余地がありそう
そこで今回は、縮毛矯正の2液後に、
グリオキシル酸1分で架橋させる方法を、
取り入れてみました
縮毛矯正が完成しました
もちろん中間処理でもαケトグル酸を入れていますが、
2液後にもグリオキシル酸1分で架橋させています
『2液後にグリオキシル酸1分で架橋』は、
誰にでも効果が出る訳じゃなく、髪質が柔らかい人、
ダメージや加齢で弱っている人には有効そうです!
(注意!)最近『トリートメントでクセを伸ばす』という、
酸熱トリートメントを宣伝している店がありますが、
縮毛矯正ではないトリートメントなので、洗っているうちに、
クセは必ず戻ります(自分の髪で実験ずみ)
そのようなトリートメントは、同じグリオキシル酸を使いますが、
髪に付けて20分以上時間を置く事で、
ほとんどの場合、髪が傷みます(専門用語で酸熱死と言います)
この記事は、同じグリオキシル酸を使っているのですが、
『架橋目的で1分しか使わないよ!』と言うのが、
味噌なんですよ(笑)