ジョブチューンの合格・不合格!
TV番組
『ジョブチューン』の、一流料理人が判定
合格or不合格!っていうの、やってますね
あの企画が結構好きで、特に
和洋菓子のときが好きなんですが
和洋菓子を判定する一流料理人の方達が、
熱いから面白いんですね
過去の放送ですが、
『洋菓子に使う卵の親鳥の餌に、魚粉を入れているか?』
という話題があって、餌に魚粉が入っている方がコクがある卵になるけど、
それが臭みに繋がる事もあり、どういう餌を食べている鳥の卵を使ってますか?
みたいな質問をしていたり
上司の意向で商品の方向性がバラバラだった、洋菓子メーカーの開発担当者さんに、
『もっと自分が作りたい商品を、作ってみたらどうか?』
というアドバイスをしたり
今回の放送でも
『バニラの風味を感じないのに、バニラを名乗るのはどうか?』
というのが、とってもツボりました
今回の放送で、とても気になったのが、このチーズケーキ!
合格にはなったけど、
『チーズの部分に粉っぽさを感じるか?』と、
一流料理人の人が言っていて、
『その粉っぽさを感じる舌があった方が良い』とか、
『もっと拡販の時間を掛ければ、なめらかになる』というアドバイスもありました
なぜか不思議な物で、一流の料理人が絶賛した物より、
『ここがダメだよ!』と、NGを出された物を、食べてみたくなります
この番組に出てくる、一流料理人の方達が言っている事、
実は私たちの仕事にも、繋がる事があります
『餌に魚粉が入るとコクがある卵になるけど、それが臭みにも繋がる』
⇨縮毛矯正やパーマの薬剤って、強くしようとするなら、強くする方法はあります。
でもそれが、将来的には髪の痛みに繋がるので、そうはならない、
ギリギリの低ダメージの薬剤を、お客様の髪に合わせて考え、施術しているのです。
パーマ液の強さは、魚粉と同じなのです
『もっと自分が作りたい商品を、作ってみたらどうか?』
⇨お客様は自分の好みを注文しますが、それよりもっと〇〇した方が似合うのに!
と思う事はよくあります。
髪の毛はお客様の物ですが、『もう少し〇〇した方が、似合うのでは?』と、
お客様の理想とは、違う提案のチャレンジも必要です。
『バニラの風味を感じないのに、バニラを名乗るのはどうか?』
⇨昔から美容業界には、このような
嘘が良~くあります。
たいした物でもないのに、『凄~いトリートメント!』みたいに売ってる施術です
『その粉っぽさを感じる舌があった方が良い』『もっと拡販時間を長くすれば、なめらかになる』
⇨
こういう感覚って、とっても大事なんですが、すぐに身に付く物ではありません。
いつも仕事と真剣に向き合ってないと、この感覚が身に付かないし、
解決方法まで分かっているのは、さすが!一流料理人ですね。
・・・で実際、このチーズケーキ食べてみて、チーズの部分の粉っぽさ!
私の舌では感じませんでした(笑)
基本的には、なんでも『美味しい』って食べれるタイプなので
ですが後日、北海道の有名なチーズケーキ(冷凍を解凍したもの)を食べたとき、
『あぁ!やっぱりコッチの方が、クリーミーで美味しいな!』と分ったんですね
どんな職業でも、常に真剣に向き合っているからこそ、
分かる事って、あるんですよね~。
ちなみに私、女性の髪を触っただけで~
『その人がどんな風にシャンプーして、どれくらい乾かしているか?』
が、触診で分かります!
チーズケーキの良し悪しには鈍くても・・
髪の触診だけは、感覚が鋭く!
餌の魚粉は、必要最小限の使用にして!
バニラの風味が、十分に伝わる仕事を心がけています
関連記事