ヘアースプリンクは、静岡県掛川市にある小さな店ですが、  『可愛くて素敵になったね!』と褒められるようなパーマ   『ツヤが出て嬉しい!』と、喜んでもらえるようなカラー    『いつまでも髪を触っていたい』そんな縮毛矯正を追及し続ける!    そんなドキュメンタリー的なブログ☆

縮毛矯正で失敗されたお客様【激闘編】

【リハーサル編】の続きです筆 
 
 
そしていよいよ、お客様がやってきましたひよこ 
 
 
最初のときは安全策をとったので、 
『これ以上痛む事はないですよ』と説明しましたが、 
今回は勝負しないとイケナイ場面なので、 
『全力は尽くしますが、毛先がダメになる場合もあります』 
と正直に説明(笑) 
 
 
実験とアドバイスから決めた工程は・・ 
 
 
①中間~毛先はアルキル1400で前処理 
(髪の親水部を保護する目的) 
 
②毛先Bジェルと薄いRst 
(減力と収斂目的) 
 
③根元の薬剤は、チオ+チオグリセリン+サルファイト 
   
④中間~毛先の薬剤 高濃度システアミンph6.8 
  
⑤トータル25分放置 
(15分後に毛先は流す) 
  
⑥中間水洗で炭酸 
(Bジェルとの架橋とphを下げる目的) 
   
⑦薄いRst  
(収斂目的) 
 
⑧はまちゅう(トリートメント)
 
⑨アイロン根元180度、中間は170度ペーパー 
  
⑩毛先薄めのブロム 
  
⑪根元から中間まで、普通のブロム 
 
 
で結果がコレ↓ 
  
 
縮毛矯正で失敗されたお客様【激闘編】 
ドライしただけでブローなしパー 
最初の状態下よりは良いと思いますが、 
どれくらい持つかは判りません汗 
 
 
あと通常濃度のブロム2剤で、 
ダメージ部はかなり収斂してました汗 
 
 
しかも、アルカリに対する髪の体力は、 
使い切った感じsosがするので、 
これ以上やれば、トロロ昆布間違いなし!ガーン 
 
 
もし次回、毛先まで還元する必要があるなら
うす~いシスアミかスピエラしかないかも?(汗)


 
縮毛矯正で失敗されたお客様【激闘編】  
この状態から矯正をスタートするのって、 
普通では無いパターンなので、 
それなりに特別なスキル(経験)が必要です。 
 
 
注意正直に言えば、その特別なスキルがある美容師さんなら、 
最初からもっと上手に仕上げられたかもしれません鉛筆 
 
 
では、なんでこのお客様は当店に来てくれたのでしょうか? 
 
 
それは、意外と深くて良い話になる予定(爆) 
 
 
【フィナーレ】に続く。 
 

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