
有本さんという有名美容師さんの、最新のパーマ液を使った、
パーマの講習があったので、名古屋まで行ってきました

なにが最新パーマ液なのか?ですが、
チオグリコール酸システアミンという、チオグリコール酸とシステアミンをくっ付けた、
新しい種類の還元剤で、割と低pHでパーマが掛かり(アルカリダメージがない)、
パーマ後の方が、髪にコシが出る(システアミンによる架橋)が特徴!
この最新パーマ液、すでに私も使っていて、
普通はパーマを掛けると、パーマ液のアルカリダメージで、
髪が弱る感じがします(ダメージします)


でも、このチオグリコール酸システアミンを使うと、
そのアルカリダメージがほとんど無く、エイジング毛には手応えを感じているんですが

他の方の使い方とかポイントを知りたくて、このセミナーに参加しました。

モデルさんのビフォーです。 ブリーチじゃない明るいカラーをしていて、
細くてサラサラのパーマが掛かりにくい髪質です

この最新パーマ液(チオグリコール酸システアミン)には、ピッタリのモデルさん。

デジタルパーマのロットを巻き終わりです。

付けデジなので、低めの温度で加温

2液後のロットアウト

パーマヘアが完成です


この細い髪に短時間で、これほどのリッジがあるパーマ
この薬剤は魅力的です!


有本さんが講習中に・・・
『今の若い美容師さんは失敗に弱い。だからこの薬剤を使って、
まずパーマを掛ける成功体験と、パーマの魅力を感じてもらいたい!』
と言っていました。
確かに!


私も微力ながら、ブログやSNSでパーマの魅力を発信していきたいと思いました

ここから先は、この記事の補足ですが、
毛髪化学ヲタにしか分からない内容でゴメンなさい

実は、家に帰って来て・・・
もう一度このセミナーの資料を読み返して、・・・
やっっっと気が付いたんですが・・・

このセミナーで使ったパーマ液(アテンナシリーズ)、チオグリコール酸システアミンじゃありませんでした

この有本さんがプロデュースしたこの薬剤(アテンナシリーズ)、 正確にはノンアルカリのチオグリコール酸と、
塩基やアンモニアを含まないピュアなシステアミンのハイブリットでした

チオグリコール酸システアミンと、上記の有本さんプロデュース薬剤は、
名前が似ていて紛らわしいんですが、 製造過程はまるで逆!
なおアテンナシリーズには、スルフォンケラチンやトステアを使った商材、
結合を切らないで、グア二ルシスの架橋でパーマを掛ける商材もあり、
使い方次第では~
パーマの未来が広がる商材と、
夢が膨らむスバラシイ講習内容でした
